今のデータサイエンティストに求められるハードスキルからソフトスキルまで幅広く学べる講座になっていました。その分ボリュームも相当あるので、キャリアチェンジを本格的に検討している人におすすめします。また、講座コンテンツ+αとして、slackでのQA(かなりのスピードでヘルプに回答してくれます)や、週1回zoomで相談ができたので、効率よく学習をスタートできてよかったと感じています。
「現在のキャリア設計に限界を感じている」、「ある程度スキルがついたのでデータサイエンスを覚えて更にステップアップしたい」、「実務経験者からキャリアに関するアドバイスがほしい」といった悩みを抱えている方向けに作られたコミュニティ型データ分析スクールです。データサイエンス領域へのキャリアアップ・キャリアチェンジを目指す人を、分析コミュニティ&個別メンタリングを通してサポートしています。
– オリエンテーション
– マインドセットとタイムマネジメント
– ロジカルシンキング
– 科学的思考プロセス
– コンピュテーショナルシンキング
– データ分析概論
– 分析設計
– Excelを使ったデータ分析
– 資料の構成を作る
– 資料のデザイン
– グラフの使い方
– SQL基礎文法(BigQuery)
– SQL応用(Window関数、データマート構築)
– DataPortalを用いた可視化とアクセス解析
– アクセス解析レポート作成演習
– python基礎文法
– データの扱いと可視化(numpy, pandas, matplotlib)
– 統計学の基礎
– AI・機械学習概論
– 教師あり学習(回帰)
– 教師あり学習(分類)
– 教師なし学習
– ディープラーニング
– 強化学習
– 特徴量エンジニアリング
– モデルの評価
– 仕事への適用
– CRISP-DM
– ゲーム理論と交渉
– マーケティングフレームワーク
– データ分析人材としてのキャリアデザイン
– データ分析人材としての心がけ
村上さんのデータ分析講座を三ヶ月受けた感想ですが、「守備範囲が広い」というのがいちばんの印象でした。期待していた機械学習分野に関する講座はもちろん、SQLの初歩の部分や、エクセルによる分析などの分析分野に加えて、ロジカルシンキングやゲーム理論などのビジネス分野にまで講座が充実していました。また、データラーニングギルドに参加できるのも良かったです。分析に関しては先輩たちの経験や意見を聞いたり、議論をしたりできます。そのコミュニティでkaggleのチームも組ませてもらいました。この講座を土台として、kaggleのような機械学習コンペや、インターン先での分析実務で成果を出していけるよう努力していきたいと考えています。
本講座ではとても多くのことを学ばせて頂きました。技術的なところではExcelでの図表の描画や、SQLの記述方法、pythonの基礎から機械学習に至るまで幅広く勉強することができ、実際に大きなデータを作ってレポートを作成してフィードバックを頂くなど、より実戦的な経験を積むことも出来ました。このような「手を動かす」勉強に加えて、タイムマネジメントやロジカルシンキングをはじめとする、そもそものものの考え方も教えて頂きました。また、実際の業務を回すサイクルや、さらには経営視点での考え方まで学ぶことができ、大きく視野が広がったように思います。3ヶ月の間、苦しいと感じることもありましたが、Slackで質問できるなどサポート体制が整っていることもあり、楽しく続けることができました。
データラーニングCAO
村上智之
株式会社ALBERTにてデータサイエンティスト、株式会社イノーバにてマーケティングオートメーションツールの開発、サービス企画の経験を経て株式会社澪標アナリティクスへ入社。
大手メーカーの分析チーム立ち上げに伴い、自社の代表としてオンサイト業務に従事。オンサイトでは、各種マーケティングツール運用、自社との橋渡しをしつつ、データ分析基盤構築や分析プロジェクトに関するコンサルティング、常駐先、社外ベンダー、自社の混成チームに対するPM業務を実施。
その後株式会社データラーニングを立ち上げ、CAOとして分析初学者に向けた教育をしながら、大手旅行代理店を始めとした大手企業10社以上に対するコンサルティング業務を実施。
150人以上のメンバーが所属するデータサイエンティストに特化したオンラインコミュニティである、データラーニングギルドの代表を務める。